ターキージャンキー(1)
“バトル・エンターテインメント”こそが理想のプロレスと信じる滝念五郎は、所属する「プロレスAsia」の社長アトラス冴木が打ち出したリアルファイト路線に不満を抱き、元五輪柔道の金メダリスト小山田伸を仲間に引き入れマスクマン軍団「クラブ・ターキー」を結成。
孤軍奮闘する滝だったが、エンターテインメントを追及するあまり不祥事を連発。
ついには解雇をかけて、師匠の木田イサオと一戦を交えることに…。
解雇をかけて挑んだ師匠・木田イサオとの一戦。
マスクマン「ターキー・アミューズメントパーク」へと変身した滝は、終始木田を圧倒。
だが、一瞬のスキを衝かれて得意技の「キダ・クラッチ」をきめられる。
負けを覚悟した滝だったが、亡き妹・美千代への想いによって救われる。
生き返った滝は必殺技「ターキー・スパイク」を見事に決めるのだが…。
アメリカ帰りの同門生ライバル・財前光、ミスターX組とのタッグ戦が決まった滝と小山田。
財前とコンビを組む相手ミスターXは、アトラス冴木の右腕として長年「プロレスAsia」を支えてきた山中金剛力だった。
冴木への恩に報いるため、山中は奮闘する。
壮絶な闘いの中、果たして「クラブ・ターキー」はエンターテインメント路線にこだわったレスリングで、見事勝利できるのか!?取り立て屋の銀次は、債務者たちを借金地獄から救い出す人生再生人スキップトレーサー! 法律の裏をかき、弱い者たちから法外な金利で容赦なく金をしぼり取る悪徳金融業者や暴力団を逆に追い込み大金をせしめるのが銀次の仕事だ。
ある日、自営の工場が倒産し街金から多額の借金をして行方をくらました佐々木を追っていた銀次。
居場所を突き止めたものの、そこには妻と息子しかいなかった。
息子にお父さんを助けると約束した銀次は、夜逃げ屋のレナと協力して佐々木の救出に向かう。
子供たちに人気の熱血小学校教師・宮崎は、住宅ローン返済のためヤミ金業者から10万円の金を借りた。
だが、ヤミ金業者たちの「追い貸し」にあい、借金は2か月で数百万円に膨れ上がった。
違法な産業廃棄物処理場(通称タコ部屋)に宮崎が送られたことをつきとめた銀次は、宮崎を救出しようとタコ部屋に潜入し脱出を図る。
が、獰猛な秋田犬の群れに追われるハメに…。
そこで、銀次はある秘策を思いつく。
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